芝コースとダートで行われる

競馬において、レースで行われるコースの形態は大きく分けて二つあります。それは芝コースとダートコースです。中央競馬では芝コースでのレースがメインになっていて、もっとも格付けの高いG1レースの数も多いです。

芝コースの特徴はやはり速いタイムが出るというところで、基本的にスピードがある馬ではないと勝負になりません。一方、ダートコースは下が砂になっているので、芝コースよりもスピードが出ません。なので芝ではスピードが足りない馬の場合、ダートコースを専門に走ることになります。

ダートコースの大きな特徴としては、雨が降るほど走破タイムがよくなるという点です。芝コースでは雨が降るとぬかるんでしまい、走破タイムが落ちますが、ダートコースは砂が濡れると足抜きがよくなるのでタイムが速くなるのです。
騎手は、芝コース専門、あるいはダートコース専門と分かれることはなく、どちらにも騎乗します。もちろん、得手不得手は騎手によって存在します。